こんにちは。コーチングでHAPPYになりたいKayokoです。
今日のテーマは
コーチを初体験してみて<目標設定編>
です。
コーチング開始:目標設定
私は、コーチ・エィ アカデミアでコーチングの勉強をしています。
理解ある二人の友人の協力を得て、コーチングの実践を開始しました。
二人のことは、「クライアントA氏」と「クライアントB氏」と表現します。しかし、コーチのコア・コンピテンシー(コーチの倫理規定)において「クライアント情報の守秘義務を守り続けている」というものがあり、優先されるべき事項であるためクライアント自身のことには触れず、コーチを体験する中で私が感じたこと、学んだことを書いていきます。
「キャリア目標」と言われても・・・
目標設定というと「達成すること」と「いつまでに完了するか」を明らかにすることが基本になります。会社員だと、毎年期初に業務上の目標設定を行うために上司と面談をする、という場合もあるかと思います。
会社業務の目標設定の場合では、
【会社の業務目標 → 部署の業務目標 → 各人の業務目標】
と上流にある目標を基本としてだんだん詳細になってきます。この場合、基本とする目標があるため各人レベルで何をするべきか、どういう目標を立てたらよいかがわかりやすいものです。一方で、業務と離れて「キャリア(人生)の目標」となるとパッと出てこないことがあります。私は、「キャリア」を「人生」と定義しています。キャリアは、今までの経験、知識、人脈を含み、過去から現在・未来につながっていく上で欠かせないものであると考えています。そして、自分のキャリアは自分で作り上げていくことを理想としています。いま私がコーチングを学んでいるのは、自分のキャリア目標を達成するためでもあります。
しかし実際には「キャリアの目標は?」と言われても答えることが難しいことがあります。自分については、案外よく見えていないことがあるものです。この、「パッと出てこない状態」から「キャリア目標の見える化」を助けることがコーチの役目であり、腕の見せ所となるわけです。
「目標を設定するスキル」をアップする
「目標を設定するスキル」を向上させるのはクライアントです。日々の業務や生活に追われて、なにかと自分のことは後回しになってしまうことがあると思います。クライアントの両氏がまさにそうでした。まず、目標とする事項を引き出すことから始まりました。次のことをきっかけに話を掘っていきます。
- 仕事、プライベート問わず何をしている時が楽しいですか?
- 現状で困っていること・改善したいと思っていることはありますか?
このように自分自身に意識を向けて振り返り、自分がどうあることが心地よいことなのか、変えたいと思っていながらできていないことを見えるようにしてから達成したいことにたどり着くようにします。「目標設定」といってもキャリア目標設定を積極的に避けてきた両氏にとって、いままで主体的に経験したことのないことをやることになるので、クライアントにとってはコーチと対話することで目標設定スキルを向上することになるわけです。
「行き先を決める」ということ
先に書いたように、自分自身のことが見えていない、もしくは言語化できないことは珍しいことではありません。コーチとクライアントの会話の中で、サクッと表現できる人もいれば、じっくり話をして整理しながら時間をかけて出てくる人もいます。予定した時間内に目標設定ができない場合は、個別対応発動です。コーチは臨機応変にプランを変更して、時間が足りなくなったクライアントとは目標設定セッションを複数回に分けて持つ対応をします。
コーチングの中で「目標設定」は、これから走っていく行き先を決めることになるのでとても重要なことです。行き先が定まらないうちに走り出したくはないため、この時間をしっかり取ります。そして、必ず明確にします。「目標設定」については盛りだくさんになるのであらためて別記事で紹介することにします。
明日もキャリアを豊かにする経験ができますように!
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