こんにちは。コーチングでHAPPYになりたいKayokoです。
今日のテーマは
目標設定での定量的・定性的
です。
行き先を決める:目標設定
私は、コーチ・エィ アカデミアでコーチングの勉強をしています。
コーチングをする上で非常に重要なこと、それは「目標設定」です。
クライアントと、「HAPPYになるための要素」を一緒に考える旅が始まるとき、「旅先」が決まっていないと、どこに向かって一歩を踏み出したらよいか途方に暮れてしまいます。そこで、行き先として「目標」が必要になります。
はじめから行き先がはっきりしている人もいれば、いまいち見えていない人もいます。はっきり見えているつもりでも、本当は別の場所を望んでいる、という場合もあるかもしれません。
そこでコーチは、クライアントと一緒に行き先を決めることに取り組みます。
コーチは、どうしたら効果的な目標設定が出来るのか、どうしたらクライアントが本当に望む目標が設定できるのか、といった目標設定のためのポイントや方法を学びます。
方法は無限にありますし、目標自体もクライアントによって様々です。ここでも「個別対応」の柔軟さが求められます。
目標設定での定量的・定性的
効果的な目標を設定するには、いくつもの要素が関連しています。
今日はその中の一つである「定量」と「定性」についてお伝えします。
「定量」の方は、「量」とあるので、数値や数量で表すことができることだろう、と想像できると思います。しかし、「定性」はイメージしづらいかな、と思います。
「定量」・・・物事を数値化、数量化して表せるもののこと。目標設定では、定量的目標は達成したかどうかが数値や数量で明確に評価できる。
(例:定量)
- 7月の売り上げは前年比5%アップする
- 8月31日までに3人を新規採用する
- 2030年までに30システムを5システムに統合する
「定性」・・・数値化できないもののこと。目標設定では、定性的目標は抽象的なことが多く達成したかどうかがあいまいになる。
(例:定性)
- チームワークの良いチームにする
- サポート品質を上げる
- コーチングスキルを向上する
上記の定性の例はいずれも評価基準があいまいで、人や状況によって判断がぶれてしまいます。
- 良いチームとはどういうチームをイメージしているのか?
- サポート品質とはそもそもどういうものを指しているのか?
- コーチングスキルが向上したかどうかを誰がどうやって評価するのか?
そこで、定性的目標を定量的目標に変換します。それには2つのパターンがあります。
パターン1)目標に数値を追加する
(例)チームワークの良いチームにするために、チーム全員(100%)が他のメンバーと毎日10分以上会話をする
パターン2)評価基準に数値を追加する
(例)チームワークの良いチームにするために、チーム全員が他のメンバーと毎日10分以上会話をする(3点)、7分以上会話をする(2点)、5分未満(1点)
このように、目標もしくは評価基準に数値を追加することで、誰が見ても達成したかどうかの評価が明確にできるようになります。
評価を明確にすることは、目標達成の納得感・肯定感を得ることや、他者に成果を示す上で大切なことです。
一見、数値化することが難しそうな目標(定性的目標)でも少し視点を変えると数値化できる目標(定量的目標)に変換できるのです。面白いですね。
明日も行き先へと近づく経験ができますように!
コメント
コメントはありません。